2020年12月17日木曜日

エルグランドオイル交換(204750km)&タイヤ交換

  

先月の仙台往復の際に普通タイヤがいよいよダメだと分かっていながら騙し騙し乗っていたら、昨日こんなのを発見!もう1キロだって走ってはいけない。

ダメ、ぜったい!

溝はしっかりあるのになんか変な片減りしてるんだよなあ。

ロワアームブッシュかなあ。




とりあえず、スタッドレスに履き替える。

スタッドレスはまだまだ大丈夫。一冬と車検は大丈夫。

大寒波が来ていて、日本海側〜東北は豪雪。日本海の水温が高いのも一因らしい。温暖化すると大雪になりがちと、どこかで誰かが言っていたな、そう言えば。


それで今朝はこんな状況。天気予報によれば最寄りの観測所ではマイナス5℃まで下がったらしいけど、東北育ちの経験から言えば、この霜の付き方はマイナス7℃〜10℃まで下がってるはず。





午前8時の時点で、日なたでこれだもん。









エルグランド(E51)のオイル減り問題はネットを垣間見るとやはり僕だけではなかった。慣らしからほどなく始まり、だいたい軒並み数千キロ単位で1Lの割合で減るらしい。2ストかよ。

QVエンジン恐るべし。昔のアルファもオイル燃やして走るクルマだったなあ。

このクルマも純正(5W-30)5000キロで1L

TAKUMI(10W-40)でも6000キロで1Lぐらい減る。

前回は純正+丸山モリブデンのセットで、1.1万キロで1.5L。多少改善はされているが、オイル減りを完全に防ぐことはできなかった。

というわけで、今回は丸山モリブデンは一旦お休みして(在庫が切れてたというのもある)、オイルをより固くして10W-50を入れてみる。

久しぶりに4L缶で買った。なぜかミネラルオイルよりシンセティックの方が安かった。

減り具合をしばらく注視してみようと思います。






2020年5月8日金曜日

サンバー車検(100400km)

予定より少し遅くなりましたがサンバーの車検に行ってきました。
今回は事前の点検や調整にちょっと手間取りました。




今回はキャブ調整(前記事)
タイヤ交換
ワイパーブレード交換(過去記事)

が主なメニュー。

タイヤは先月「さあ車検の予約取ろう」と思った矢先に突然後輪の空気抜け。
まあ、バルブゴムの寿命だったのですが、タイヤのひび割れや硬化も気になっていたので交換することにしました。

安価で保証も効くイエローハットによく行くのですが、今回はなぜかいきなり最初からエコピアを勧めてきて様子がヘン。

聞けばどうもノーブランドの在庫がないみたいで、「いやこれじゃあ高級すぎます」と言ったら、しばらく考えてからアルミホイールとセット売りセール品のYOKOHAMAを出してきてくれて、まあそれでもかなり高いんですけど、仕方ない。
(ホイール込みでエコピアと同じ値段だった。ホイールも付けてくださいって言えば良かった?)



キャブ調整とワイパーブレード交換は前記事で書いたとおり。



新型コロナ騒ぎもどこ吹く風、いつもの行列と三密です。
それでもさくさく進む。


今回はちょっと行く時間を間違えて事務所のお昼休憩と重なって待ち時間は長かったのですが、代書依頼から車検場を抜けて新しい車検証をもらうまで45分ぐらいで済んでしまいました。

そうだった。軽自動車は普通車に比べて手続きがあれこれコンパクトなので早く済むんだった。





これで無事また2年間、乗ることができます。

今回はテスター屋さんで2点指摘がありました。
・後輪右ブレーキの効きが甘くなってる。
・排ガスが濃い。

排ガスについてはその場でキャブ調整してもらってクリアになりましたが、やはり自分のベストとはちょっと違う。アイドリングも高いし、吹けもいまいち。んん?
たぶんアイドルスクリュー絞っただけだと思うんだけど、なんでアイドリングが高くなるの?
前回の車検のときも気になった部分だよなあ。

後輪ブレーキはたぶんシュー交換時期でしょう。
そのうちやる。


サンバー車検(100400km)

予定より少し遅くなりましたがサンバーの車検に行ってきました。
今回は事前の点検や調整にちょっと手間取りました。




今回はキャブ調整(前記事)
タイヤ交換
ワイパーブレード交換(過去記事)

が主なメニュー。

タイヤは先月「さあ車検の予約取ろう」と思った矢先に突然後輪の空気抜け。
まあ、バルブゴムの寿命だったのですが、タイヤのひび割れや硬化も気になっていたので交換することにしました。

安価で保証も効くイエローハットによく行くのですが、今回はなぜかいきなり最初からエコピアを勧めてきて様子がヘン。

聞けばどうもノーブランドの在庫がないみたいで、「いやこれじゃあ高級すぎます」と言ったら、しばらく考えてからアルミホイールとセット売りセール品のYOKOHAMAを出してきてくれて、まあそれでもかなり高いんですけど、仕方ない。
(ホイール込みでエコピアと同じ値段だった。ホイールも付けてくださいって言えば良かった?)



キャブ調整とワイパーブレード交換は前記事で書いたとおり。



新型コロナ騒ぎもどこ吹く風、いつもの行列と三密です。
それでもさくさく進む。


今回はちょっと行く時間を間違えて事務所のお昼休憩と重なって待ち時間は長かったのですが、代書依頼から車検場を抜けて新しい車検証をもらうまで45分ぐらいで済んでしまいました。

そうだった。軽自動車は普通車に比べて手続きがあれこれコンパクトなので早く済むんだった。





これで無事また2年間、乗ることができます。

今回はテスター屋さんで2点指摘がありました。
・後輪右ブレーキの効きが甘くなってる。
・排ガスが濃い。

排ガスについてはその場でキャブ調整してもらってクリアになりましたが、やはり自分のベストとはちょっと違う。アイドリングも高いし、吹けもいまいち。んん?
たぶんアイドルスクリュー絞っただけだと思うんだけど、なんでアイドリングが高くなるの?
前回の車検のときも気になった部分だよなあ。

後輪ブレーキはたぶんシュー交換時期でしょう。
そのうちやる。


2020年4月28日火曜日

サンバー24ヶ月点検(100300km)キャブ調整




新型コロナ騒動の影響で車検期間が1ヶ月伸びたりしてるけど、一ヶ月程度じゃ大して陸運局も空きはしないだろうなと思いつつ、サンバーの車検も近いことを知る。。。

24ヶ月点検。

以前から調子のおかしかったオートチョークの調整。
オートチョークについてはもう言いたいことが山ほどあるんだけど、とにかくオートチョークというのは稀代の悪発明だと思います。

そもそもちゃんと整備調整されたキャブレターならチョークなんて必要ない。それよりも暖気するまでアイドリングを高め設定にするだけでいい。アルフェッタなどは、チョークレバーとハンドスロットルの2つのレバーがあって、冷間始動はハンドスロットルをいじることはあってもチョークレバーにてをかけることなどまずありませんでした。

オートチョークはこの自由選択を奪い、いたずらに大気汚染を撒き散らす悪の機構なのです。そしてすぐにセッティングが狂う。季節ごとに狂う。
だからいつも調整してないといけません。
めんどくさい。

サンバーもアイドリングがいつまでたっても下がらないモードで冬を越し、燃費リッター6kmというとんでもない記録を打ち立てたところで、やっと重い腰をあげたのでした。

これはファーストアイドリングといって、オートチョークと連動するスロットルの調整がまずいとそうなる。というよりまあ、全体的にキャブのあちこちが劣化していて、ファーストアイドリングの機構自体も他と連携して調子を崩しているのは間違いないのであります。

二日間格闘してやっといいところを見つけて調子は取り戻せました。

一応KS-3サンバーのキャブ調整で検索して見に来られた方のために、手順をかいつまんで書くと…

まず完全に暖機してからエンジンを止める。
水温が高いうちに車体後方から見てキャブ左下側にあるマイナスのネジ、パイロットジェット(アイドリングスクリュー)を、止まるまで締め込み、そこから3回転ほど緩める。

エンジンをかける。
キャブ右側、3本のホースの右手にある小さなネジがファーストアイドリングスクリュー。これをエンジン回転が下がってアイドリングがなるべく低く安定するところまで緩める(バネがハズれないように注意)。



この作業が基本になります。あとはこの2つのスクリューの微調整を繰り返しながら、アイドリングを低く安定させていきます。サンバーのほとんどはタコメーターが付いてないのと、キャブというのはキャブの経年状態によって、絶対的な回転だけでは調子を測れないところがあるので、回転数は自分の感覚で決めます。

オートチョークそのものをいじる方法もあって、写真の真ん中に筒みたいなのがオートチョークのサーモスタット(WAX式)、その下にあるネジをダイレクトにいじることで、チョークとの連携の初期値を変えることができます。ここをいじると、ファーストアイドリングスクリューの値はがらっと変わります。








サンバー24ヶ月点検(100300km)キャブ調整




新型コロナ騒動の影響で車検期間が1ヶ月伸びたりしてるけど、一ヶ月程度じゃ大して陸運局も空きはしないだろうなと思いつつ、サンバーの車検も近いことを知る。。。

24ヶ月点検。

以前から調子のおかしかったオートチョークの調整。
オートチョークについてはもう言いたいことが山ほどあるんだけど、とにかくオートチョークというのは稀代の悪発明だと思います。

そもそもちゃんと整備調整されたキャブレターならチョークなんて必要ない。それよりも暖気するまでアイドリングを高め設定にするだけでいい。アルフェッタなどは、チョークレバーとハンドスロットルの2つのレバーがあって、冷間始動はハンドスロットルをいじることはあってもチョークレバーにてをかけることなどまずありませんでした。

オートチョークはこの自由選択を奪い、いたずらに大気汚染を撒き散らす悪の機構なのです。そしてすぐにセッティングが狂う。季節ごとに狂う。
だからいつも調整してないといけません。
めんどくさい。

サンバーもアイドリングがいつまでたっても下がらないモードで冬を越し、燃費リッター6kmというとんでもない記録を打ち立てたところで、やっと重い腰をあげたのでした。

これはファーストアイドリングといって、オートチョークと連動するスロットルの調整がまずいとそうなる。というよりまあ、全体的にキャブのあちこちが劣化していて、ファーストアイドリングの機構自体も他と連携して調子を崩しているのは間違いないのであります。

二日間格闘してやっといいところを見つけて調子は取り戻せました。

一応KS-3サンバーのキャブ調整で検索して見に来られた方のために、手順をかいつまんで書くと…

まず完全に暖機してからエンジンを止める。
水温が高いうちに車体後方から見てキャブ左下側にあるマイナスのネジ、パイロットジェット(アイドリングスクリュー)を、止まるまで締め込み、そこから3回転ほど緩める。

エンジンをかける。
キャブ右側、3本のホースの右手にある小さなネジがファーストアイドリングスクリュー。これをエンジン回転が下がってアイドリングがなるべく低く安定するところまで緩める(バネがハズれないように注意)。



この作業が基本になります。あとはこの2つのスクリューの微調整を繰り返しながら、アイドリングを低く安定させていきます。サンバーのほとんどはタコメーターが付いてないのと、キャブというのはキャブの経年状態によって、絶対的な回転だけでは調子を測れないところがあるので、回転数は自分の感覚で決めます。

オートチョークそのものをいじる方法もあって、写真の真ん中に筒みたいなのがオートチョークのサーモスタット(WAX式)、その下にあるネジをダイレクトにいじることで、チョークとの連携の初期値を変えることができます。ここをいじると、ファーストアイドリングスクリューの値はがらっと変わります。








2020年4月5日日曜日

BMWバッテリー交換(114986km)

調子良いと悪いを繰り返している23年選手のBMWですが、一週間前ぐらいからちょっとアイドリングが安定しないことが増え、ある朝突然、セルを回してもエンジンがかからなくなってしまいました。
最初は「またイグニッションコイルかなあ」とか、いろいろ想像しながらクランクを何度かしてみたのですが、どうもクランクが弱い。

こういう場合、2択。バッテリー寿命か、さもなくばスターターモーター。

ドアロックやチルト機構など電装系がしっかり動く
ジャンプスターターでかけてもかからない
ので、スターターモーターの可能性を疑いましたが
ひとまずバッテリーを充電して様子を見てみます。

2日ほどかけてゆっくり充電したあと、クランクを回すと、ぐずつきながらもエンジンに火が入りました。

良かった。スターターモーターじゃなかった。

あと3日もエンジンがかからずにいたら、今度はもともと油圧が下がっている(要修理)VANOSが動かず、本当にエンジンがかからなくなるところでした。

で、バッテリー交換です。

528iは70Ah以上が指定。
前に付いていたのは韓国製のノーブランドでアンペア数も書いてない怪しい代物
たぶんギリギリのやつ。
それでも5年ももったんだから十分です。

今度はVARTAの100Ahをおごりました。
アンペアが高いと、今度はオルタネータが劣化していると付いてこれるかどうかちょっと心配にはなりますが。

100Ahはとにかく重い。

しかもBMWはバッテリーの場所がトランクルームの右の奥底。
持ち上がっても引っ張り出すときに無理な姿勢になって腰に来ます。

ともあれ無事に交換終了。



ついでに、以前取り寄せていた車載工具ケースの留め具(樹脂)を交換しました。
この手の樹脂部品はとにかくドイツ製品はどんどんもろもろになっていく。
再生は不可能。とにかく部品が出てくれるうちは交換するしかない。
取り寄せても数百円です。





というわけで、トランクルームもスッキリしました。114986km

BMWバッテリー交換(114986km)

調子良いと悪いを繰り返している23年選手のBMWですが、一週間前ぐらいからちょっとアイドリングが安定しないことが増え、ある朝突然、セルを回してもエンジンがかからなくなってしまいました。
最初は「またイグニッションコイルかなあ」とか、いろいろ想像しながらクランクを何度かしてみたのですが、どうもクランクが弱い。

こういう場合、2択。バッテリー寿命か、さもなくばスターターモーター。

ドアロックやチルト機構など電装系がしっかり動く
ジャンプスターターでかけてもかからない
ので、スターターモーターの可能性を疑いましたが
ひとまずバッテリーを充電して様子を見てみます。

2日ほどかけてゆっくり充電したあと、クランクを回すと、ぐずつきながらもエンジンに火が入りました。

良かった。スターターモーターじゃなかった。

あと3日もエンジンがかからずにいたら、今度はもともと油圧が下がっている(要修理)VANOSが動かず、本当にエンジンがかからなくなるところでした。

で、バッテリー交換です。

528iは70Ah以上が指定。
前に付いていたのは韓国製のノーブランドでアンペア数も書いてない怪しい代物
たぶんギリギリのやつ。
それでも5年ももったんだから十分です。

今度はVARTAの100Ahをおごりました。
アンペアが高いと、今度はオルタネータが劣化していると付いてこれるかどうかちょっと心配にはなりますが。

100Ahはとにかく重い。

しかもBMWはバッテリーの場所がトランクルームの右の奥底。
持ち上がっても引っ張り出すときに無理な姿勢になって腰に来ます。

ともあれ無事に交換終了。



ついでに、以前取り寄せていた車載工具ケースの留め具(樹脂)を交換しました。
この手の樹脂部品はとにかくドイツ製品はどんどんもろもろになっていく。
再生は不可能。とにかく部品が出てくれるうちは交換するしかない。
取り寄せても数百円です。





というわけで、トランクルームもスッキリしました。114986km

2020年4月2日木曜日

サンバーワイパーゴム交換(100290km)


サンバーのワイパーがかなりへたって拭き取らなくなったので、ワイパーゴム交換。
国産は交換が楽でいいなあ。
ついでにガラコ。
スッキリ。
100290km。

サンバーワイパーゴム交換(100290km)


サンバーのワイパーがかなりへたって拭き取らなくなったので、ワイパーゴム交換。
国産は交換が楽でいいなあ。
ついでにガラコ。
スッキリ。
100290km。

2020年4月1日水曜日

エルグランド任意保険継続(191380km)

エルグランドの任意保険を更新しました。
走行距離が相当オーバーしてしまいましたが等級が上がったのか安くなりました。なので、本人以外が運転しても補償が効くよう内容変更。
まあ、他に誰も運転しないんだけどね。
何があってもいいように。

それにしても1年で結局2万キロも乗ってしまった。

エルグランド任意保険継続(191380km)

エルグランドの任意保険を更新しました。
走行距離が相当オーバーしてしまいましたが等級が上がったのか安くなりました。なので、本人以外が運転しても補償が効くよう内容変更。
まあ、他に誰も運転しないんだけどね。
何があってもいいように。

それにしても1年で結局2万キロも乗ってしまった。

2020年2月3日月曜日

Alfa147再び(74814km)

2015年秋、約10年間苦楽を共にした
Alfa147に別れを告げてから(「さよなら147」2015/9/25)はや4年半。


また、Alfa147を買ってしまいましたよ!



懲りずに?

なんでまた147?

という疑問には、話せば長〜くなる事情と変遷があるのですが
まあ、それはおいおい書くとして、とにかく147なのです。

買っちまった。

ただ、今回はちょっと先代とは違う。

どう違うかというと…

先代は前期型(丸目)、新入りは後期型(ブレラ顔)
先代はセレスピード、新入りはMT(マニュアル)5速
先代は右ハンドル、新入りは左ハンドル
先代は赤、新入りは銀
先代は革シート、新入りはアルファテックス(モケット)
先代は新車(新古)、新入りは14年落ち74800km

同じなのは、2.0のツインスパークだというところ。
GTAには手は出しませんでした。怖くて、メンテと免許が。
むしろ1.6でも良かったぐらい。

赤もいいけど、いかにも不人気そうな、一見イタ車には一番似合わなそうなシルバー
これがとても良い。




ミラノの冬の夕暮れ色。

----------------------------------------
74814km
Fブレーキパッド交換
バッテリ交換
タイミングベルト・ウォーターポンプ交換
----------------------------------------

Alfa147再び(74814km)

2015年秋、約10年間苦楽を共にした
Alfa147に別れを告げてから(「さよなら147」2015/9/25)はや4年半。


また、Alfa147を買ってしまいましたよ!



懲りずに?

なんでまた147?

という疑問には、話せば長〜くなる事情と変遷があるのですが
まあ、それはおいおい書くとして、とにかく147なのです。

買っちまった。

ただ、今回はちょっと先代とは違う。

どう違うかというと…

先代は前期型(丸目)、新入りは後期型(ブレラ顔)
先代はセレスピード、新入りはMT(マニュアル)5速
先代は右ハンドル、新入りは左ハンドル
先代は赤、新入りは銀
先代は革シート、新入りはアルファテックス(モケット)
先代は新車(新古)、新入りは14年落ち74800km

同じなのは、2.0のツインスパークだというところ。
GTAには手は出しませんでした。怖くて、メンテと免許が。
むしろ1.6でも良かったぐらい。

赤もいいけど、いかにも不人気そうな、一見イタ車には一番似合わなそうなシルバー
これがとても良い。




ミラノの冬の夕暮れ色。

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74814km
Fブレーキパッド交換
バッテリ交換
タイミングベルト・ウォーターポンプ交換
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2020年1月23日木曜日

歴代クルマメモ(2)2000〜2020年




自分用の備忘録です。
自己所有、またはほぼ自分のクルマのように使用したクルマを、年代順に振り返っています。



Ford E250 (Coachmen VanCamper19feet)
(1975〜1991)
1990年式/キャンピングカー(クラスB)

アメリカを代表するバン。V8・5400cc・OHVは最高のV8サウンドを奏でながら3tの巨体を軽々と加速させてしまう。設計が1970年代と古い&嵩上げした屋根のせいで決して直進性や燃費が良いとは言えなかったが、これでのクルージングの時間は何物にも代えがたい貴重で快適な経験だった。欠点はブレーキ。ABSは付いているがそんなもの効かせた日には車内の中身が全部吹っ飛ぶ。そしてABSが効いても車体は一向に止まる気配がない。だから車間距離は目一杯、信号は歩行者信号が赤になったら止まる。古き良きアメ車。
車内やスペック詳細がこちらに書いてある。








シトロエンBX
5dハッチバック・1900cc

再びBX。なんだかんだ言ってても好きなのだ。ただしこのときのはヤフオクでリサイクル費用レベルで落とした代物。あちこち要修理で、足代わりと思ったが最終的にブレーキ周りがどうしても治らずに1年足らずで廃車に。古いハイドロシトロエンこそ「走ってるより治してる時間のほうが長い」代名詞みたいなクルマ。シトロエンに限らずフランス車は「わけのわからないトラブル」が多い。中途半端に古いフランス車はうかつに手を出さないが吉とこのとき悟る。新車でシトロエン乗っておいて本当に幸運だった。



スバルR2(2003〜2010)
5dハッチバック・4WD・スーパーチャージャー付き

久しぶりの新車。スバルが作った最後から2番目の軽乗用車。ビスカスカップリングによる常時4WDは、交差点などで若干外に押し出される感覚はあったが、スーパーチャージャーによるパワーの余裕と相まって、直進安定性や接地安定性は唸るほどに優秀。vivio、プレオ、R2、ステラまでのこの系譜は軽自動車の最高傑作の一つだと思う。スバルを知ったら他の軽には乗れないというのは本当だ。欠点は室内がやたらと狭いことと、なんと言っても価格。このSタイプは当時の1500ccスイフト・スポーツより40万円も高く軽界のポルシェ的存在だった。




スバルレガシィ(BP)(2003〜2009)2000cc
5dワゴン・4WD

新車が続く。ドイツ車的日本車。質実剛健、タフ、しなやか。所有していたのはBスポーツというSOHCのモデル。しかし試乗比較してDOHCやターボモデルより良いと判断して選んだ。それだけ扱いやすく乗りやすい隠れた名車。スバルというとSTIやターボモデルばかりがクローズアップされがちだが、実は下から数えたほうが早いどノーマルベース車種に光る良さがある。犬も家族も荷物も満載するワゴンには鋭い加速や硬い足回りよりもタフで安い維持費が重要。タイヤのサイズも小さめがいい。それでいて安普請でないこと。そこをしっかりと守ったレオーネの系譜。どうしても一台で済ませなくてはならないとしたら、今でもこのBPレガシィを選ぶだろう。今度はできればアウトバック3.0Rに乗ってみたい。自然吸気水平対向6気筒。



アルファロメオ147(2000〜2010)
5dハッチバック・2000cc・ツインスパーク・セレスピード

久しぶりのAlfa Romeo。2004年式新古。ツインスパークはアルミブロックから鋳鉄ブロックとなり、タイミングベルトに変わったが、75時代よりずっと洗練されてパワーも上がりスムーズなエンジンとなった。
この時代のアルファには「セレスピード」という、マニュアルミッションのシフトとクラッチワークをコンピュータと油圧が自動で担うセミATが付いている。セレスピードは初めて体験したときはその気持ちよさに素直に感動したものだった。正直、今でもこのぐらいのクラスのクルマならDCT(Dual Clutch Transmission)である必要は全くないと思う。足回りも素晴らしい。鼻先もスッと内側に向き、アクセルオンでまるでFRのように曲がれる。もちろんアクセルオフでFFならではの挙動も引き出せる。自分の運転が3割うまくなったように勘違いできる。ただし直線は遅い。しかし何より大事なことは「壊れないアルファ」なのだ。ドイツ車のように10年は(オイルのまめなチェックとタイミングベルトの定期交換以外は)ほぼノーメンテで乗れる。手放しで褒めちぎる事のできる数少ないクルマだと思う。欠点は歴代アルファ共通の絶望的後方視界と、極端に前輪タイヤの寿命が短い事ぐらいだろうか。もちろんセレスピード特有の問題もあるがそれはそれ。
MTでもセレスピードでも買って間違いはない。文句なしに歴代の中でもっともアルファらしいアルファの一つだと断言できる。願わくばあと100kg軽ければ言うことなし。発進と直線だけ働く過給器が欲しいと思ったこと数知れず。


BMW528i (E39)(1996〜2003)
528i・4dセダン・2800cc

E39型の前期モデルで手に入れたとき既に18年落ち、古さ記録更新。乗る前はBMWなど一生縁がないだろうと思っていた。147に比べたら全てが重く、よっこらしょという感じ。ところが3000rpmを超えるとこのエンジン(M52直列6気筒DOHC2800cc)は別の生き物になる。4000rpmでその咆哮とパワーはピークを迎えるが、6000rpmまでまるで衰えることを知らずグイグイと1.7tの車体を押しまくる。コレコレ147に足りなかったのはコレだよ。そしてどこまで行っても大地を離さない足回り。直線番長だが高速巡航ツアラーとしてはほぼ完璧。BMWのデザインは古ければ古いほど良い。でも普段使いをしながら古さと戦うにはこのE39か、一つ前のE34が限界な気もする。このあたりのBMWには美点が欠点を補ってあまりある。ドアの閉まり方、ステアリングの適度な重さ、鉄でできたボディ、太すぎず細すぎず小さすぎない適度なタイヤサイズ、機械仕掛けの操作系、威圧しない外観。節度と知性を持った古き良きドイツ車の最後はメルセデスならW124、BMWならE39で間違いない。特にE39はメルセデスのような安心はして乗っていられるがクルマに乗せられている感ではなく、ドライバー自らの意思でクルマを操っている感覚が強く、運転がとても楽しい。

とはいってもそのへんのワインディングをちょこまかと運転するクルマではなく、ゆったりと、しかし決して低くない速度でコントロールしながらクルージングして初めて真価が出るクルマ。同時期のセルシオなどと比べれば随分と賑やかなエンジン音はするけれど、それも悪くない。そして外界との遮音は素晴らしい。
欠点はドイツ車全部に言える事だがプラスチックとゴム、そして窓落ち。それでもこの個体は20年経っても割としっかりとしてくれている。また後期型に比べて前期型は少しだけDIYerに優しい。水回りには若干苦労させられているが。



スバル・サンバー(KS3)(1990〜1999)
軽ピックアップトラック・660cc・2WD

更に記録更新の22年落ち。リヤエンジンリヤドライブ、マニュアルミッションのピックアップトラックは世界でもサンバー(スバル製)のみ。1995年式のこれはほぼ最後のキャブ仕様。それはいいんだけどチョークが自動チョークで若干扱いづらい。チョークは手動に限る。そのうち手動チョークに改造したいと思っている。
レンタカーなどで軽トラは全メーカー運転したことがある。スバル・サンバーは少なくとも2005年ぐらいまでは文句なしに全メーカーの中で最も優れた軽トラだった。頑丈さやメンテ性だけでなく、なんと言っても走行安定性とエンジンの耐久性は他社より10年は進んでいる。劣るのは燃費と乗り心地。これで相当損をしながら、スバルは軽トラから撤退した。それでも50kgぐらいの荷物を積んで走ると乗り心地がしっとりと落ち着いて上質な乗り心地になる。荷物を積むために入手したのに、近所のあぜ道ドライブを楽しむために走ることの方が多い。
4輪独立懸架の軽トラなんてこの先二度と現れないだろう。それだけで宝物。




日産エルグランド(E51)(2002〜2010)
ミニバン・3500cc・4WD

ミニバンなど一生乗るまいと思っていたが、荷物運び等にどうしても軽トラだけでは対処できなくなり、ミニバンの購入を検討し始めた。最後まで候補に残ったのは、メルセデスVクラス、ダッジ・ラムバン、クライスラー・グランドボイジャー、そして日産の2代目エルグランド。
その中でもっとも入手も維持費も安く、都内のPに停められるサイズでの積載量、そしてシートアレンジの自由さでエルグランドになった。
3.5LDOHCV6エンジンはVQ35型という名機。ミニバンのくせにショートストロークで立ち上がりが非常に鋭く、本気で踏めばかなり速い。シャシや足回りが付いていかないのでそんなには飛ばせないが。
そう、このエンジンはちょっとミニバンにはアンバランスなほどシャープなのだ。そのくせ高回転が気持ちいいかというと、さほどでもない。

ただ、FORDのときも感じたことだがバンやミニバンにシャシに勝つエンジンを載せるというのは正しい選択だと僕はいつも思う。もちろん安全に走るためには常に自制心と共になくてはならないが、自然吸気の大排気量マルチシリンダーエンジンのクルージングの余裕は何にも代えがたい。
いくら燃費がよくてターボが付いてたり必要十分だからといって2000ccそこそこのディーゼルをガーガー言わせて登坂車線を走るのは本当に疲れるのだ。

エルグランドは当時の日本のミニバンの中ではまあまあ走行安定性は良い。ただし4WDに限る。2WDは全然ダメ。それでも同時期のアルファードよりはマシ。エルグランドは4WDモードになるとBMW並……とまではいかないものの、割と優れた直進性を常用域(80〜110km/h)で発揮できる。ミニバンはFRである必要は全然ないが、4WDで良かったと思うことは多い。ホンダオデッセイ(FF)の方がエルグランドの4WDより好ましいが、そもそも性格の違うクルマで一概には比べられないし積載量も違う。
このE51型エルグランドの難点は、これは日産車全般に言えることだけど、いつもあちこちからガタピシ安い音がすること。トヨタのモーモー耳に綿を詰めたような防音も嫌だが、エルグランドの薄っぺらい鉄板のドラミングもなんとかならないのか。
と、なんだかんだ言っても2019年もっとも稼働率が高いクルマとなった。



アルファロメオ147(2000〜2010)
5dハッチバック・2000cc・ツインスパーク・マニュアルミッション

そして再びアルファ147。今度は後期型MT(マニュアルミッション)。忘れ物を取りに戻った。
これについてはまた別の機会に。