待てど暮らせど代車出来の連絡来ず&そろそろ梅雨前線が怪しいため、自力で部品を取り寄せて交換。TYCOエレクトロニクス製。
リレーは左席側エアクリーナーボックスの下。
取り外し〜組み付けに細かいコツはいるものの、作業性はイタ車に比べれば格段に良いのです。日本車ほど親切でフールプルーフではないにしても。
この辺はドイツ車は笑っちゃうほど「設計的」で、パッキンゴムの先端まで「設計」してあるのです。
そこまでやる必要あるのかな?とも思うけれど、そこが工業大国ドイツのプライドなのでしょう。
でも、左脳ばかりでやってる痕跡ありありだから、「理屈で考えればこうなるはずだから正しい」という想定で、想定外の事態にはなかなか対処できなかったりする。
前にも書いたけれど、排水周りは特におかしい。
ぎっちりパッキンを設計して材質にもこだわって取り回ししているけれど、水はそんなことお構いなしに思いもよらない場所から漏れて、ヘンなところにサビが出たりする。
それから、ネジの数が多すぎる。強度がそんなに要らないところに4つもビッグなヘキサゴンが使われていて「????」。
日本車なら二箇所は嵌合、ネジ2つでしっかり留まるし防水もちゃんとしてる。
スズキのクルマをいじった事があるけれど、「え?ここ、こんなんでいいの?」という感じのところが案外しっくりちゃんと機能していたり、ぞんざいに扱ってもビクともしなかったり、「理屈だけじゃないんだよ」という日本の技術者…というか職人の魂を感じる。
あ、イタ車は論外。バラすとか水とか、頭の中にはない模様。彼らにとってエンジニアリングは芸術か何かの一種らしい。
取り敢えず、最低限の動作はするようになったワイパー。
ただし雨滴センサと間欠間隔の調整は戻らない。取り敢えず要らない機能だから、ま、いっか。
写真は取り外した後のシーメンス製旧リレー。
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