(1)程度と内装 納車されたのはワンオーナーの1991年製75TS(グリーンメタリック)。マフラーがアンサに換装されています。 整備記録はもちろん、オーディオなどの取説やアンサの保証書まで揃っており、完調を目指した形跡はあります。 とは言っても7年の年月を感じさせずにはいられない部分はいろいろあります。 納車された75TSは前輪左側のショックアブソーバーとタイヤハウスを結ぶカッションにヘタリがあることとその影響と見られる狂いで、120km/h付近でハンドルの微振動があります。これは部品交換だけで直る程度のものらしいのですが。 75TSは、イタリアで「ベルリーナ」という呼称で呼ばれる3BOXの4ドアセダンです。3BOXセダンを所有するのは実に10年ぶりのこと。 ヨーロッパ製のセダンに乗っていつも強く感じるのは、ヨーロッパと日本のセダンのパッケージングが別世界の様に違うという事です。75TSは日本で言うとカローラよりやや大きい程度ですが、室内はとてつもなく広く感じます。 日本車のパッケージングはすっかりミニバンに取って代わられてしまっていて、セダンで広さを四の五の言う時代は過ぎましたけど。 シートは、ややヘタリはあるものの作りそのものは「そこそこ」。ツアラーとして言えば尻の痛さはほんの1~2時間でやってくるし、スポーツカーとして言えばホールドが決定的に足りません。そもそもアルファのシートはたいていは欧車全体で言うと水準以下にあります。最低条件はしっかりキープしてくれてはいますが。 (AlfaRomeo no Oto No.32 1998/3/6) |
1998年3月6日金曜日
Alfa 75TSのこと(その1) 〜過去記事1998〜
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